nanacara(ナナカラ)が「2021年度グッドデザイン賞」を受賞

2021.10.20

てんかん診療をICTでサポートする患者・家族向けアプリ nanacara(ナナカラ)が「2021年度グッドデザイン賞」を受賞 ―患者ご家族と共に創り、利用者が余裕を持って状況を見守れると評価―

てんかん診療をICTでサポートする患者・家族向けアプリ nanacara(ナナカラ)が「2021年度グッドデザイン賞」を受賞 ―患者ご家族と共に創り、利用者が余裕を持って状況を見守れると評価―

ノックオンザドア株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:林泰臣、以下ノックオンザドア)が開発・運営する、患者ご家族や医療関係者と共に創るてんかんの発作記録アプリ「nanacara(ナナカラ)」が、公益財団法人日本デザイン振興会の主催する「2021年度グッドデザイン賞」※を受賞しました。

nanacaraは、延べ200名を超える患者ご家族・医師との共創により、20203月にサービスを開始したスマートフォンアプリケーションです。リリース後も対話を重ねながらバージョンアップを続け、利用者にとって一番使いやすいデザイン(企画から検証まで)を一緒に創り上げてきました。今回の受賞に際しても関係者との丁寧なワークショップや議論を通じて生み出された点や、家族や関係者が余裕を持って状況を見守ることに寄与している点など、関わってきた患者ご家族や医師、そしてノックオンザドアが大切にしてきた点が評価されての受賞となりました。

受賞の詳細は以下からご覧ください

受賞ページ:https://www.g-mark.org/award/describe/52791?token=MhD7WuPRkj

※グッドデザイン賞は、1957年に創設された日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨の仕組みです。デザインを通じて産業や生活文化を高める運動として、国内外の多くの企業やデザイナーが参加しています。これまでの受賞件数50,000件以上にのぼり、受賞のシンボルである「Gマーク」は、よいデザインを示すシンボルマークとして広く親しまれています。(https://www.g-mark.org/

 

【デザインを実現した経緯とその結果】

 患者さんやご家族の困りごとの何に対して、どんなサービスを提供することが一番大切か?それは実際に誰がどんな場面でどのように使うことが良いのか?を、患者・ご家族とチームを創ることで、常に企画・開発チームでも意識できる環境を構築しました。  特にワークショップのヒアリング時には、患者ご家族は、突然の発作、短い診察時間、発作の状況の確認をどんなことをポイントと考えているかを教えていただき、 発作と一緒に生活するために必要な機能をデザイン・実装していきました。 その結果、突然の発作であっても予め登録した症状としてすぐに記録できる「ワンタップ記録」や、医師等の関係者に患者の様子を動画とメモを時間経過と共に記録する「動画記録」などを開発し、日々ご利用いただいています。リリース後1年半で、約11,000ダウンロードを達成、月間アクティブ率は、48.6%と高い利用率を実現しています。 ※情報はいずれも2021年8月時点のもの

てんかん診療をICTでサポートする患者・家族向けアプリ nanacara(ナナカラ)が「2021年度グッドデザイン賞」を受賞 ―患者ご家族と共に創り、利用者が余裕を持って状況を見守れると評価―

【評価されたデザインのポイント】

  1. 突然のてんかん発作時にもワンタップで動画記録を開始でき、タイマーやメモによる詳細記録が可能。
  2. ワンタイムパスワードによりてんかん発作の動画を医師と共有でき、短時間でより正確な診療が可能。
  3. 服薬と発作回数、体調の推移が、患者ご家族専用のカレンダーにより一目でわかる。

 

【グッドデザイン賞審査委員の評価コメント】

前兆なく起きるてんかん発作の時の行動を、関係者との丁寧なワークショップや議論を通じて分析し生まれたサービス。立ち上げた瞬間にタイマーが始まるなど、通常のサービスならばステップを踏むところを、目的に応じて省略。とっさのときの心理的負担を減らすことで、家族や関係者が少しでも余裕を持って状況を見守ることに寄与していることが評価された。