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2026.01.08イベント・セミナー
ノックオンザドア株式会社(以下、ノックオンザドア)は、2025年11月に新潟市で開催された第44回 日本認知症学会学術集会に参加し、企業ブースを出展しました。
本学術集会は、「認知症共生社会の構築に向けて」をテーマに、医師をはじめとする医療・介護・福祉分野の専門職や研究者、関係者が全国から集い、認知症をめぐる医療・ケア・社会のあり方について幅広い議論が行われる国内有数の学術集会です。
ノックオンザドアは、認知症の当事者・家族、ならびに医療福祉の現場で支援に携わる専門職の声を直接伺い、今後のサービス開発や連携の在り方に活かすことを目的として、本学会に参加しました。

ブース出展の目的と取り組み
今回のブース出展では、以下の3点を主な目的として取り組みを行いました。
・認知症領域における、薬局・薬剤師との連携可能性の検討
・薬剤師向け学習会や、企業・現場との共同的な取り組みの在り方に関する意見収集
・認知症の当事者・家族を中心とした情報共有・コミュニケーションにおける課題の把握
会期中は、多くの医師をはじめとする医療従事者の方々と直接対話する機会を得ることができ、現場ならではの実践的かつ示唆に富むご意見を多数伺いました。
医療現場から寄せられた声
特に、認知症診療に携わる医師の方々からは、
・「薬剤師とより密に連携していきたい」
・「在宅での患者さんの生活状況が把握しづらく、薬局からの情報があれば治療や服薬設計に活かせる」
といった前向きな声が寄せられました。
一方で、
・「連携の具体的な運用イメージがまだ描きにくい」
・「現場でどのように活用されるのか、整理が必要」
といった課題認識も共有されました。
これらの声は、薬局・多職種連携への期待と同時に、情報連携の価値や運用方法をいかに分かりやすく可視化し、現場の負担を増やさずに定着させていくかという、今後の重要な検討テーマを示すものと受け止めています。
当事者・家族を起点としたITサービスの可能性
ブースでは、認知症の当事者・家族を起点としたITサービスの構想についても紹介しました。
日常生活の中にある小さな変化や困りごとを、医師、薬剤師、看護師、介護職などの多職種間で共有することで、支援の質やタイミングが変わる可能性があるという考え方に対し、特に若手の医療従事者やIT活用に関心の高い方々から、前向きな反応が寄せられました。
「患者や家族のために設計された仕組みが、結果として医療・介護の現場全体を支える基盤となり得る」
そのような視点が、実感を伴って共有された点も、今回の学会参加を通じた大きな成果の一つです。
今後に向けて
ノックオンザドアは、認知症の当事者・家族の声を起点に、医療福祉の現場で働く方々と共にサービスを育てていく姿勢を大切にしています。
現在準備を進めている新しいアプリサービス「ワタシテ」(2026年1月14日リリース予定)も、こうした現場との対話や実証的な取り組みを重ねながら開発を進めてきました。
今回の日本認知症学会学術集会への参加は、サービスを一方的に提供するのではなく、現場とともに課題を捉え、共に育てていくという当社の姿勢を改めて確認する機会となりました。
ノックオンザドアは今後も、学会や現場への積極的な参加を通じて、認知症の当事者・家族、そして支える医療福祉従事者の声に真摯に向き合い続けてまいります。
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