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2023.03.20ニュースリリース
ノックオンザドア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:林泰臣、以下ノックオンザドア)が運営する、患者・ご家族・医療関係者と共に創るてんかんの発作記録アプリ「nanacara(ナナカラ)」が、2023年3月20日に3周年を迎えました。
・支えてくれた皆様へnanacaraから感謝
nanacaraは2023年3月20日に2020年のアプリリリースから3周年を迎えることができました。
これも、共にnanacaraを育ててくださった、てんかんを持つ方、ご家族、医師の先生方等のお力添えあってのことと感謝しております。本当にありがとうございます。
nanacaraは皆様からのお声を元に、多くのバージョンアップをして参りました。
【Ver.1.x】2020年3月20日〜
nanacaraのベースとなるてんかん発作の記録、管理を簡単にできる機能を提供。ワンタップでの記録や、動画やタイマーでの詳細な記録、それらの記録を分かりやすく見返せる機能からスタートしました。
【Ver.2.x】2021年1月22日〜
医師と発作記録を共有することができる「nanacara for Doctor」をリリース。また、発作管理カレンダーでのスタンプによる体調記録機能、過去の状況を分かりやすく確認できるグラフの1ヶ月表示機能等が追加されました。
【Ver.3.x】2022年3月18日〜
薬局から渡された調剤明細に記載されているQRコードを読み込むだけで、お薬情報(薬剤名、用量、用法など)を簡単に登録でき、投薬治療の管理に必要な投与量、期間等を細かく管理できるようになりました。医師の管理画面でも確認ができ、より診療において活用可能となりました。
合わせて、nanacaraで記録したデータを活用して遠隔診療・服薬指導を実施するためのアプリ「nana-medi(ナナメディ)」もリリースしました。
【Ver.4.x】2022年12月15日〜
発作以外の日々管理が必要な情報、他の方に伝えなければならない情報(睡眠状況・基礎疾患・通院歴・通院時のメモ等)を記録し、医師の先生等に分かりやすく伝えることができるようになりました。
nanacaraはバージョンアップを続け、日々多くの方にご利用頂いております。
アプリのダンロード数は23,000ダウンロードを超え、医師の先生方向けサービス「nanacara for Doctor」も196医療機関、300名を超える先生方にご導入頂いています。
・nanacara 4年目の決意
○てんかん診療の均てん化
日本において、てんかんの専門医の人数は限られており、且つ都市部に偏在していることから、患者・ご家族がてんかんの専門医の診療や知識のある薬剤師からの服薬指導を受けようと思っても、適切な治療にたどりつきにくい状況があることが、患者・家族・医師のヒアリング等からも分かってきました。
私達は、てんかんに特化した遠隔診療アプリである「nana-medi」を活用し、地域のかかりつけ医と都市部のてんかん専門医、そして専門知識を持つ薬局の薬剤師との連携を行いながら、日本のどこにいても患者・ご家族に合った適切なてんかん診療を受けられるように仕組みづくりを実施して参ります。
○”てんかんを持つ方”ご本人向けへの対応
これまでもご要望の声が出ていた、”てんかんを持つ方”ご本人向けへの対応を行って参ります。
これまでは、てんかんを持つお子様のご家族がご利用しやすいサービスとして、アップデートを行って参りました。より多くのてんかんにお困りの方に対しての貢献を行うためにも、少しずつではありますが、ご本人がご利用できるよう対応を進めて参ります。
nanacaraは、これからも患者・ご家族、医師の先生方等、多くの方々と共にサービスの向上、そしてnanacaraの輪を広げて参りたいと考えています。そして、てんかんに関わる方々の日々の暮らしが、少しでもより良くなるよう貢献して参ります。
そのためにも、皆様のドアをノックさせて頂き、より多くのお声をお聴きできればと思っています。
これからもどうぞ宜しくお願い致します。
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