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2025.12.23イベント・セミナー
2025年12月13日(土)、ノックオンザドア株式会社は神奈川県藤沢市のFujisawaサスティナブル・スマートタウン(以下、Fujisawa SST)内コミッティセンターにて、認知症理解の促進を目的としたイベント「これからのワタシと家族のために“いま“から考える、認知症との向き合い方 in Fsisawa SST」を実施しました。
本イベントでは、認知症への正しい理解や備え、自分自身の人生を見つめ直す機会を提供することをテーマに、講演とワークショップを組み合わせたプログラムを展開。
当日は42名の方にご参加いただき、会場は熱心にメモを取る姿や、真剣にワークへ向き合う空気に包まれました。
︎■イベント内容
<第一部|講演「認知症の人とその世界を理解する」>
第一部では、公益社団法人認知症の人と家族の会 顧問・神奈川県支部代表/社会医療法人財団石心会 理事長・川崎幸クリニック院長、杉山孝博先生をお迎えし、お話を伺いました。
講演では、認知症のある方が感じている世界や日常での関わり方について、医師として、そして長年当事者やご家族と寄り添ってこられた立場から、わかりやすく解説が行われました。
参加者からは、
「認知症に対するイメージが変わった」
「身近な人との接し方を見直すきっかけになった」
といった声が寄せられ、理解を深める貴重な時間となりました。

<第二部|ワークショップ「今と過去から考える“ワタシ”ってこんな人」>
第二部のワークショップは、ファシリテーターの進行のもと、参加者それぞれがワークシートを使って進める個人ワーク形式で実施。
過去の経験や影響を受けた人物、そこで湧き上がった感情などを手がかりに、「自分はどんな人なのか」「これからどんな未来を描きたいのか」を静かに見つめる時間となりました。
対話や発表を求めない構成としたことで、それぞれのペースで丁寧に自分と向き合う姿が印象的でした。
ワーク終了後には、当社が開発を進める認知症共生プラットフォーム『ワタシテ』をご紹介し、参加者の皆さまにも関心を寄せていただきました。
※『ワタシテ』とは
ワタシテは、一人ひとりの人生の歩みや想いに寄り添い、
“自分らしく暮らし続けられる地域社会“の実現を目指して、
認知症に関わる皆さまと共に企画・開発してきたプラットフォームです。
これまでの人生、好みや興味、日々の生活など、
ご本人やご家族にまつわる情報をアプリに記録し、支援に役立てることができます。
︎■今後に向けて・関係者への御礼
ノックオンザドア株式会社では、
今回寄せられた参加者の声や気づきを真摯に受け止め、
認知症理解を深める取り組みや、一人ひとりが自分らしく生きられる場づくりを今後も進めていきます。
ご来場いただいた皆さま、
ご登壇いただいた杉山孝博先生、
そして本イベントを支えてくださった関係者の皆さまに、改めて心より御礼申し上げます。
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