2024年2月17日～28日に第25回日本正常圧水頭症学会学術集会へ初出展してきました。
当社は、経済産業省主催のオレンジイノベーション・プロジェクト(認知症になっても自分らしく暮らし続けられる「共生社会」の実現に向けた取り組み)に参画しています。

現在当社では、nanacaraアプリのノウハウを生かして、認知症領域でも多くの認知症患者とご家族が、自分らしく暮らし続けるための新サービス開発に注力しています。
今回は、正常圧水頭症の症状が、認知症と似ていること、認知症に繋がる例があることから、今後のサービス開発の参考になるのではないかと考え、参加するに至りました。

「正常圧水頭症」とは、脳の中で絶えず作られている髄液という水のようなものが、脳内で上手く再吸収されずに蓄積し、脳内の神経を圧迫してしまうことで、歩行障害・失禁・物忘れなどの症状が見られる疾患です。
普段、認知症患者さんを診ている医師が多く参加されており、専門分野ということもあって、熱量の高い学会だと感じました。
当社のnanacaraや新サービスの取り組みにも賛同してくださる先生が多く、今抱えている課題やさまざまなご意見いただくことができ大変うれしく思います。

今後も患者・ご家族、医師のご意見を伺いながら、「難病患者・家族が輝き、自分らしい人生を送れる社会の実現」という理念の実現に向け活動してまいります。