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2025.04.21ニュースリリース
大阪市都島区にあるnanacara薬局の2階には、てんかんとともに生きる皆さまや、医療的ケア児・者のご家族が安心して集える“サロンルーム”があります。
処方だけではないつながりや、声を交わせる場として、この空間をひらいています。
そんなnanacara薬局のサロンを会場に、「WA!わっしょい(大阪医療的ケア児・者支援ネットワーク)」によるおしゃべり会が、2024年4月の第1回開催からほぼ毎月続けて行われ、この春で1年を迎えました。
ひとつの場所に想いを寄せ、継続してつながりの場をつくり続けてきたWA!わっしょいの皆さまの活動に、心からの敬意を込めて、私たちnanacara薬局も協力を続けています。
4月の会では、医療機器の“現場の声”を共有
2025年4月21日の会では、臨床工学技士の竹島大貴先生をお招きし、医療的ケア児の生活を支える機器の使い方や、現場でのエピソードをやさしく、実践的にご紹介いただきました。
プロジェクターで壁一面に映し出されたオンライン参加者の姿とともに、まるでひとつのテーブルを囲んでいるような空気の中で、参加者同士のやりとりも自然に生まれました。
会のあいだじゅう、“雑談のようでいて、本質的な課題にふれる”──
そんな、やわらかさと真剣さが混ざる時間が流れていました。
WA!わっしょいとは?
「WA!わっしょい」は、医療的ケア児・者とそのご家族、そして支援者をつなぐネットワークです。
医療的ケアが必要な子どもや成人が、地域の中で安心して暮らせる社会を目指し、情報交換や交流の場づくり、制度や支援の調査・発信など、多様な活動を展開しています。
活動名の「WA!」には、「ケア児本人・家族・支援者が輪(わ)になる」ことと、「社会の中で調和(わ)をもって生きられること」という二つの意味が込められています。
そして「わっしょい!」という掛け声には、
「ひとりで支えるにはあまりにも大きなケアの重さを、みんなで“わっしょい!”と声を掛け合いながら支え合えば、少し軽くできる」
というメッセージが込められています。
「誰かの困りごとは、誰かの希望かもしれない」──
そんな想いのもと、当事者や家族の声に耳を傾け、未来を共につくる仲間を広げています。
▶ WA!わっしょい(大阪医療的ケア児・者支援ネットワーク)
活動紹介ページ:
https://wawashoi-medicalassistance.my.canva.site/
nanacara薬局が目指す場所
nanacara薬局は、処方箋を受け取るだけの場所ではありません。
てんかんとともに生きる皆さまの日常に寄り添い、 “ちょっと話せる”“安心して集える”場所として、日々の暮らしの中に小さな安心を届けたいと考えています。
このような活動を通じて、地域の中で声が届きにくいご家族の想いやニーズをつなぎ、支援や社会との“わっしょい”を育てていくことを、これからも大切にしていきます。
nanacara薬局サロンのご案内
サロンルームのご提供や、場づくりのご相談については、お気軽にnanacara薬局までお問い合わせください。
地域の皆さまと、ゆるやかにつながる場所を育ててまいります。
本件に関するお問い合わせ
nanacara薬局
運営:ノックオンザドア株式会社
住所:〒534-0021 大阪府大阪市都島区都島本通2丁目15−7
営業時間:月〜金 9:30〜18:00/土曜 9:30〜13:30(休業日:日・祝・年末年始)
電話番号:06-7163-7132
Webサイト:https://www.nanacara.jp/pharmacy/
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