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2026.06.15イベント・セミナー
ノックオンザドア株式会社(KOD)は、2026年6月6日(土)から7日(日)まで東京国際フォーラムで開催された「第27回日本認知症ケア学会大会」に、認知症の方とご家族のための情報共有アプリ「ワタシテ」のブースを出展しました。
本大会は「みんなの認知症ケア ―― 生命の誕生から終焉まで ――」をテーマに開催され、会場には介護職、看護師、ケアマネジャーをはじめ、認知症ケアに関わる多くの専門職のみなさまが来場されました。

第27回日本認知症ケア学会大会の会場となった東京国際フォーラム
ワタシテは、ご本人の人生史や好み・興味、日々の記録を、ご家族や介護事業所などと共有できるアプリです。
今回のブースでは、実際にワタシテをご覧いただきながら、日々のケアの現場における情報共有の課題や、ご本人らしい暮らしを支えるために必要な情報について、来場者のみなさまと意見交換を行いました。

認知症の方とご家族のための情報共有アプリ「ワタシテ」のブース
特に多くの反応をいただいたのは、ワタシテで記録できる「ご本人史」や「好きなこと・大切にしていること」などの情報でした。
ケアの現場では、体温、入浴、食事などの介護記録は日々残されていても、「その方がどのような人生を歩んできたのか」「どのような声かけが安心につながるのか」といった情報は、記録として残りにくいことがあります。
来場者のみなさまからは、こうした情報が共有されることで、日々のコミュニケーションや関係づくりに役立つのではないか、という声を多くいただきました。
一方で、現場で新しい仕組みを使っていくためには、入力のしやすさや、既存の介護記録システムとの関係、忙しい業務の中で誰がどのように更新していくのかといった課題も見えてきました。
KODとしても、まずは「ケアに必要だが、介護記録だけでは残りにくい情報」を、無理なく記録・共有できる仕組みづくりが重要だと、あらためて感じています。

ブースでは、ケアの現場における情報共有の課題について多くの意見が寄せられました
また、多職種での情報共有についても、率直な声をいただきました。
月1回のカンファレンスなどで情報共有を行っている現場もある一方で、ご本人の状態や生活の変化を、よりタイムリーに共有することには難しさもあります。
病院、介護施設、自治体、離れて暮らすご家族など、それぞれが必要な情報に適切にアクセスできることは、認知症になっても自分らしく暮らし続けるための大切な土台です。
さらに、独居の方や、ご家族と離れて暮らしている方については、認知症の症状が進んでから情報を集めることの難しさも話題になりました。
だからこそ、早い段階から自身の思い出や好きなこと、大切にしていることを少しずつ残しておくことの意義を、私たち自身も強く感じる機会となりました。
今回の出展では、2日間で70名を超える方々にブースへお立ち寄りいただきました。現場のみなさまからいただいた声を、今後のワタシテの改善とサービスづくりに活かしてまいります。
KODはこれからも、認知症の方とご家族、そしてケアに関わるみなさまと共に、認知症になっても自分らしく暮らし続けられる社会の実現を目指してまいります。
また、今後はスギ薬局グループ各社のサービスとも連動しながら、より多くの認知症の方のQOL向上に貢献してまいります。
◆関連リンク
認知症の方とご家族のための情報共有アプリ「ワタシテ」
第27回日本認知症ケア学会大会
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